OL

非常勤講師をしているオバサンは、概して教師経験ゼロという方が多いものです。
以前、教師をしていて、結婚や出産で退職し、再び講師として勤めているという人のほうが少数派のようなのです。
ちょっと不思議な気がするでしょう?
それだけ、女性の教師の定着率が高いということなのか、それとも、もう二度とやりたくないと思っているのか・・・・・・そこらへんは分かりません。
私のように、OLの経験をしていたという非常勤・常勤の講師のほうが圧倒的に多いのです。



職についた一番の理由は、子供が中学生や高校生になって、手が空いたというのでしょうか。ところが、40歳を過ぎたオバサンが、職を探すのは大変なことです。
35歳と36歳の間には、深い年齢の川が流れているようです。
そして、常に売り手市場であるのが、小・中学校の講師職。



かつてOLをやって( パワハラ・セクハラ?何それ?そんなもん気にして生きていけるかってんだぃ )いて、自分の子供の子育ても経験したオバサンには、怖いものがありません。そして、年頃の子供の扱いも、わが子で経験済みです。
時には意地悪く、時には厳しく、時には意地悪く、時には厳しく、時には意地悪く、ほんのたま〜に甘く・・・、子供に甘い顔を見せて、ろくな事はないと経験してますから、少なくとも私の周りのオバサン講師は、けっこう厳しい人が多いようです。



時々、オバサン講師の若かりし頃の素性を知る機会があります。
みなさん、華々しい経歴をお持ちで、
「こんなところで燻らなくても・・・」
という感想を持ってしまいます。
同時通訳をしていたとか、銀行で外為を扱っていたとか、コンピューターのプログラムを組んでいたとか・・・・・
こういう経歴でも、35歳の壁が阻んでいるのですね。