ババシャツ

寒い季節になると、日本中のすべての女性がお世話になると言っても過言でないのが、ババシャツではないでしょうか?
なぜに、こんなに直截的なネーミングが定着してしまったのか、不明ですが、ババばかりか、中高生でも着ている子は着ていますよね。



ババシャツも日々進化しています。
三十年前は、グンゼ全盛でしたよね。
当時のババシャツは、本来の機能だけを追及した、いってみれば長袖の肌着というコンセプトでした。見栄えや着心地がどうの、という余裕はなくて、求められていたのは暖かいか、否かでした。

三十年前、大ヒットした素材が、絞り状になった生地のものでした。
確かに、暖かさを実感できたのですが、何と言っても、このババシャツを着た日には、見かけの体重が3キロは増えるという超着膨れする代物でした。
あのころの日本は、寒かった。
で、着膨れ覚悟であの絞り状の肌着を着たものです。



今年の冬も、私のババシャツは健在です。
かれこれ3年になりますが、私は極薄のものを愛用しています。薄さは、タイツくらいで、伸縮性が高いので、着脱が楽だし、着膨れしないし、想像以上に暖かいのです。
洗濯する時は、他のものに引っかからないようにネットに入れて洗っています。薄いので乾きも速く、洗い替えが一枚あればローテーションには問題ありません。
以前、知り合いから、「高級な」ババシャツをもらったことがありますが、特別暖かいとも感じなかったので、値段より、素材の新しさの方が信頼できるという結論に達しました。
ユニクロヒートテック素材は、お値段も安いし、品質もいいです。