紅白歌合戦

晦日のお約束「紅白歌合戦」を見ました。
何十年ぶりくらいに、真面目に画面を見て、正しい紅白歌合戦の見方を実践しました。
新聞に載っているプログラムを広げ、対戦相手と曲目を確認しながら、見たのです。いまだかつて、こんなに腰をすえてじっくり紅白を見たことはありません。


事前の風評どおり、この番組の中で始めて曲を聞き、初めて歌い手を見たというのが多かったです。
一方で、阿久悠さんの特集や、美空ひばり、ザード、米米クラブなど、思いっきり古い曲を掘り起こしてきたりして、NHKも全ての視聴者を満足させるために、随分苦労しているんだなーと、同情してしまいました。



しかしながら、若手といわれる人たちは、一昔前の、「アイドル」といわれる人達が歌っていた時代よりは、格段に実力のある若手が多くて、その点では評価は高いです。息子Aに「母さんたちが見た時代のアイドルってどういう人たちのこと?」ときかれたので、「リア・ディゾンみたいなひとたち」って答えたら、納得してくれました。



ただ、今時の若手の歌は、歌詞がはやすぎて、字幕無しでは、何の歌を歌っているのか全然分からなかったのが辛いです。
その点、北島三郎「帰ろかな」とか、秋川雅史「千のかぜになって」とか、字幕無しで歌詞が分かるのは嬉しいわぁ。