下心クッキー

紅白歌合戦を見ながら、台所で息子Aは「下心クッキー」を焼いていました。
一番簡単なチョコレートチップのドロップクッキーです。


お正月、お年玉をくれるであろう人たちに渡すのにぴったりですよね。
材料は、小麦粉400g+ベーキングパウダー小さじ1、砂糖200g、卵2個、バター220g、チョコレート200g。これを、バター→砂糖→卵→チョコ→粉の順に混ぜて、180℃のオーブンで15分ほど焼くだけです。この分量で80個分くらいです。


息子Aでも焼ける簡単なものですが、こういうものに、祖父母は弱いんですよ。
息子Aは、
「そんなこと思いもしなかったよ」
と、むきになって否定しますが、私はこれを下心クッキーと名づけました。



ちなみに、この下心クッキーは、「孫息子」というところがミソで、この場合、「孫娘」だと効果は半減です。
あの「トホホなほど不器用なAが焼いた」クッキーは、器用な娘が焼いたクッキーの何倍も美味しいのです。