宿題考 その②

以下は、小学生高学年をターゲットにしています。
私なら、小学校高学年の生徒だったら、せめて一つか二つの漢字・単語を宿題にして、
① この単語(文字・漢字)の語源を調べよう。
② 反対語を探そう
③ この漢字・単語を使ったほかの単語を探そう
④ 共通する部分があるか考えてみよう
⑤ 共通しないところはどんなところがあるだろうか?
⑥・・・・・
という流れの宿題にします。そのほうが100倍ためになるし、ひょっとしたら、面白いと思ってもらえるかも。面白いとは思ってもらえなくても、少なくとも、100回書き写すよりは生産的だし、自主的だと思う。
ちなみに、この宿題の目的は、長期休暇を使って、漢和辞典に馴れ親しもうというものです。辞書も、使い慣れないと、引くのに時間がかかるだけで、イライラしますよね。せっかくの長期休暇は、漢和辞書を身近において、手に慣らして欲しいです。



せっかくの長期休暇には、手じゃなくて、本当に頭を使うような宿題を出すべき。それも、「感想文」とか「作文」とか丸投げのじゃなくて、あなたは、教科書□ページの▽行目の主人公の言葉をどう解釈しますか?みたいな、ポイントを絞ったものにした方が、取っ掛かり易いよね。もちろん、正解は一つじゃありません。どれだけ人を説得できるかが採点の基準です、というような宿題がいいなぁ。



あの、小・中学生向けの薄っぺらの日誌には、本当のことを言うと、お金を払いたくないほど意味がないと思っています。私自身の時にも思っていましたが、息子Bの日誌を見て、つくづく内容の無さにウンザリさせられます。
以上、体育会系宿題反対の立場の意見でした。

宿題どっさり賛成派の方のご意見が聞きたいです。