JAの生花コーナー

毎年、年の瀬に、我が家の下駄箱の上に飾る お正月の生花。 今年は、気ぜわしいことが重なって、自分で花を活ける余裕が無かったので、既製品を買いました。JAの生花コーナーで、籠にお正月の花を盛り合わせたのが1500円で売られていました。



12月27日に買って、すでに十日以上経ちましたが、全然色あせることなく、元気な状態を保っています。
松の枝物3本、白と黄の菊があわせて6本、ピンクのカーネーションが3本、白の葉牡丹が1本、万両の実が2枝、フューシャピンクの欄もどきが2本、金色に彩色した竹の枝が3本。
これだけを個別に買っても1500円くらいするんじゃないかという充実の内容です。



JAの生花コーナーには、街の花屋さんのような垢抜けたセンスのよさや、名前も知らないような外国の珍しい花は置いてありません。勝手な想像ですが、「お仏壇に供える花」をメインに品揃えしているんじゃないかなぁ? 何といってもは欠かさず置いてありますから。
地元の農家の方が作っておられるので、お値段は安いし、なにより丈夫で随分長持ちします。



500円あれば、ガーベラが5〜6本の花束と、カスミソウが1つくらいなら十分買えます。あとは、ささやかな我が家の庭に咲く花や緑のものを加えれば、十分見栄えのよいものが出来上がります。
私は、仕事帰りにJAに寄ることが多いのですが、一週間に一回くらいは、ワンコイン(500円)で花を買ってきます(夏場は早く痛むので休憩しています)。
私のつつましい日常の中の、ひそやかな贅沢です。