花盛り

いま、我が家のささやかな庭は、一年で一番の花が盛りかもしれません。
フリージアが満開で、私の理想の庭の第一条件でもある、「花の香りに満ち溢れた」庭になっています。
実は、フリージアよりももっと強く香っているのがアリッサムで、この子は主役にはなれないけれど、ちゃんと自分の役どころを抑えているので、いつも感心します。
花期が長い。グラウンドカバーする。宿根である。こぼれ種で簡単に増やせる。甘い香りがする。
これ以上、この子に何を望むでしょうか?

一週間ほど前のブログで書きましたが、バラも花芽が膨らんで、もう一週間もしないうちに咲き出すんじゃないかと期待しています。

チューリップは、存在感でいえば春の花壇の主役ともいえますが、いかんせん花期が短い。
長くても二週間が見ごろではないでしょうか?


ゼラニウムアリッサムに匹敵する、ずぼら花壇の優等生です。
独特の匂いがあって、あの匂いが好きという人はあまりいませんが、ゼラニウムのアロマオイルは、実物とは似ても似つかない甘い香りで、私の大好きな香になります。


今年は、昨年一年間ご近所さんの庭をじろじろ見て研究した成果が、我が家の庭に反映されています。
「今、旬の鉢だけを並べる」
これは、ご近所さんの家の全ての方が実行しておられることでした。
散りかけたチューリップの鉢が、庭先に一鉢出ているだけで、な〜んか雰囲気が悪くなるのよね。
「もうちょっといいかも・・・・」の、もうちょっとが、美しい庭とそうでない庭の境目でした。