映画

夫と二人で久々に映画を見てきました。
ジョージ・クルーニー主演のフィクサーです。「マイケル クレイトン」はオリジナルの題名みたいです。
企業の公害訴訟問題と、その担当弁護士の集団と、さらには主人公の家庭の問題と、借金の話が一気に何の説明も無く脈絡も無く同時進行してしるので、はじめの数十分は、話の展開が読みにくかった〜。

私は、映画を見ながら隣に座っている夫がちゃんと話の筋を追えているか心配だったことと、私の隣に座ったオッサンが私の椅子の領域の肘掛まで侵略しているのが気になって、集中しきれなかったのが心残りです。



実は、夫は外国人の顔を見わけるのがものすごく苦手らしく、男か女か、年寄りか若いか、くらいの違いしか分からないみたい。
家で一緒にDVDを見ていると、主人公が髪をアップにしただけで
「さっきの人は、初めて出てきた人だよね」
「あれ?あの人は刑事だと思っていたら、実は容疑者だったのか」
などとトンチンカンな質問ばかりしてくるのです。

一方の隣のオヤジは、映画を見ながら意地汚くパンをむしゃむしゃ食べてるし、右手が不自然に動いているし(私は左に座っていた)、こういうのって気になるのよね。




映画の後、夫に映画の筋は分かったかどうか聞いたら、私にも同じ質問をしてきました。
「けっこう複雑だったから、ママにちゃんと分かったかどうか心配だった」
実は、いくつかすっきりしないところも残った映画ですが、今年の話題作の一つでもあり、見てよかった映画に入ります。
子どもが学校へ行っている間に、夫婦で映画を楽しもう、なんて気持ちになれるのも、「お受験」が終わったからです。去年の今頃は、ドヨヨ〜ン気分でした・・・・。