マッサージローラー

数年前に、家族旅行で泊まった旅館の各部屋に、マッサージローラーがおいてありました。
ハンドルの下に、キャタピラーのようなタイヤが全部で16個ついています。そのタイヤが体のラインに沿って角度を変えてくれるので、ゴツゴツと体に当たるようなこともなく、気持ちよくマッサージできました。
あまりの使い心地のよさに、一つお土産に買ってきました。
買った当初は、珍しさも手伝って毎日のように使ってましたが、そのうちに使う頻度がへり、いつの間にかその存在すら忘れられておりました。


数日前、久々にあのマッサージローラーを手にしてみると、改めて実感!
なんとも使い勝手がいいじゃないですか!
音はしないし ( テレビ見ながらOK )、気持ちいいし、体の芯までほぐされる感じといったら・・・・
ソファーの上で寝そべっていた息子Bの背中に、このマッサージローラーを軽く当ててやったら、もうすっかり病み付きになってしまいました。
息子Bにとっては、早朝からの電車通学に、重たい鞄に、始まったばかりの部活動に・・・と、慣れないことばかりが続いたこの一ヶ月でした。
彼なりに小さな体で頑張っているんだなぁ、とマッサージローラーを当てながら、ふと思いました。



息子Aの年になると、母親に無防備に背中をさらけるということもなくなって、下手に触ろうものなら、変質者呼ばわりされてしまいます。
こうやってお母さんに体をマッサージしてもらいたがるような時間も、きっとすごく限られているんでしょう。