戸籍のない人

最近新聞やテレビのニュースで取り上げられているのが、無戸籍児の話題です。
推理小説なんかでは、死亡しているはずの男が、実は生きていて、ホームレスから買い取った戸籍を使っていた!みたいな手口を読んだことはあります。なんとなく、現実世界でもありそうな気がしないでもありませんが、戸籍の無いまま成人する、なんてことが現実に起こっていたなんて、すごいショックです。


赤ちゃんの時代の三ヶ月健診・半年健診・さまざまな予防接種・保育園の入園・小学校・中学校への入学・・・成人式など、役所からの連絡があって、はじめて受けられるサービスってたくさんあります。
戸籍がない人は、いままでこういうサービスを受けずに大人になったってことかしら?


生まれてきた子どもには全く罪はありませんが、その親には重大な罪があると思います。子どものさまざまなチャンスをみすみす潰してきたわけですから。


厳しいようですが、最近とくに話題になっている、離婚後300日を経過していないのに生まれてきて、新しい夫の子どもとして認知されないというもの。
これも、子どもには全然罪がありませんが、その親には責任があると思います。
高校生のカップルじゃああるまいし、子どもを持つことの重大性や責任について熟知してるはず、ましてや×イチな女性であれば、もっとそういうことに敏感であるべき。例えば、八ヶ月の早産で生まれても今の医療技術なら十分育っていけるってことも、今では常識よね。
・・・結局、そういうルーズなことをすると、最終的なツケは子どもにしわ寄せが来ちゃうんだよね。


みのもんたさんが、
「親はもう少し慎重にすべき」
というようなコメントを出していましたが、この問題の根本は、親となる人のルーズさだよね。