ご無沙汰してます

夫の夏休みが始まって、四日間ほど旅行に行ってきました。
ここよりは涼しいであろう地域なんですが、それでも暑いことには変わりありませんでした。


特に、世界遺産になっている白川郷は、日本海側だし、標高も高いので少しは涼しいと思っていたのですが、とんでもない暑さで、ちょっと吃驚してしまいました。
今や日本全国亜熱帯と化してしまったのでしょうか?


白川郷は、今から30年以上も前に訪れたことがあります。あの当時は、「とにかく遠かった〜」という印象が強く残っています。今は、今年開通した11キロものトンネルと、北陸自動車道のおかげで、随分楽になりました。
白川郷は、今や一大テーマパークに成り下がってしまいました。
30年前は、夕方に白川郷に入ったせいもあって、夕日の中、真っ黒な合掌造りの家々が襲い掛かってくるような威圧感があったのを鮮明に覚えています。
今や、ほとんど全ての合掌造りの家屋は、食べ物屋か土産物屋か博物館に変身しており、細い路地では観光客が肩をすりあうほどに混雑していました。
ギラギラ照りつける真夏の太陽の下で、赤や黄色といった原色の幟やらみやげ物がブラブラ吊り下げられた軒を見ていると、「な〜んか方向が違っているんじゃないかなぁ」という気がしてきます。


同じく古い町並みを保存している高山。ここも小さい頃から幾度となく訪れてきた大好きな土地ですが、町の古さを上手く生かしているという点では、高山の方が上手にやっていると思います。
とはいえ、高山にしても白川郷にしても、ここで実際に住んでいる人たちがいて、それをそのままの状態で残しているという点では、部外者にはとうてい思いも付かないような苦労があるんでしょうけれど・・・・