ネガティブワード

昨日は、とても面白いお話を聞きました。
ネガティブワード潜在意識のお話です。


小さい子供が、コップにジュースをなみなみと注いだのを、台所からテーブルに運ぶ様子を思い描いてみてください。あなたなら、なんと声を掛けますか?


「こぼさないように」
が一般的ですかねぇ。


実は、「こぼさないように」というのはネガティブワードなんだそうです。
「こぼす」という単語を聞いて、子どもの頭の中には、自分がコップからジュースをこぼしてしまうイメージが浮かんでいるのです。だから、イメージ通りに子どもはジュースをこぼしてしまいます。
「こぼしなさい」じゃなくて、「こぼさないように」といっているじゃん・・・と思いましたね?
実は、潜在意識は、よい事と悪いことの識別は出来ないのだそうです。だから、「こぼす」という言葉が勝手に潜在意識の中で絵になってしまいます。
子育した経験がある人なら、なんとなく納得できませんか?
「ほら御覧なさい。こぼしちゃったでしょ?」
とかいって、子どもを叱っていませんでしたか?
実は、こぼすように子どもの意識に訴えかけていたのは、まぎれもなくお母さんの方だったのです。


ネガティブワードって、私の場合、自分には使っていないくせに、息子ABには毎日のように使っていました。
「遅刻するよ」
「忘れないでね」
「バカじゃないの?」
「頭、病気かい?」
など。


「間に合うようにしてね」
「覚えておいてよ」
「たとえ天才でも努力したんだ」
「今日も冴えているねぇ」
・・・・・こんな調子に置きえかえるといいんでしょうか?


私、昨日の話を聞いて一つ決心しました。
「今日も、肌の調子いいわぁ。あら、痩せたかしら。髪もつややかだわぁ。」
を鏡の前で唱えてみることにします。効果が現れるのはいつ?