だめもと

あなたは、いろいろなことにチャレンジする派ですか?それとも慎重派?
私は、以前は明らかに慎重派だったと思います。


アメリカから帰国してみると、日常が大きく変わりました。
子どもも三時までは学校にいるという時間割になり、しかもアメリカにいたときのように親が学校まで迎えに行かなくても勝手に戻ってくる。当然、朝の送りも必要なし。朝七時半から午後三時半までまったくのフリーが手に入ったのです。12年ぶりに手に入れた全くの自由時間に仕事を始めようと考えたのです。ところが、就職情報誌ってご覧になったことありますか?年齢制限がついているのですが、たいてい35歳まで、という区切りになっているのです。25歳と30歳は違いがありましたが(結婚やら出産やらで環境が変わった)、35歳と40歳の違いなんて、まったくないですよ。なのに、どういう基準があるのか知りませんが、どの会社も35歳がボーダーなんですよ。


市の広報誌に臨時教員(職員)募集の広告を見つけたときには、その足で履歴書をもって申し込みに行きました。年齢制限がなかったからです。
初めての職場だし、午前中とはいえ毎日の出勤だし、専業主婦歴10数年の私に出来るかしら???なんて考えていたら、きっと応募しなかったと思います。
動き出したら、運よく、勤め先の校長先生の紹介もあって次の年には中学で国語の非常勤講師の職を得ました。
これも、いろいろ悩んでいたら、お断りしたかもしれません。息子Aのお受験があるし・・・とか町内会の役が回ってきたし・・・とか小学校のPTAの広報委員長をやることになつているし・・・・などです。
ところが、やってみたら意外とやれるもの。


結婚してから始めての自分の稼ぎを手に入れたら、一度やってみたかったことがありました。
それは「株」とブログ。
株は、私の「アルバイト」で手に入れたお金ですから、自分の責任で「だめもと」でやってみようと思ったのです。
確かに、ド素人ですから現在は文字通りの「だめもと」状態ですが、視野が広がったような気がします。
これも、せっかくの稼ぎを失うかもしれないなどと、いろいろ悩んでいたら始められなかったと思います。
ブログに関しては、たまにとはいえ、コメントを頂いたりすると、とっても幸せになります。
これも、もちろん「だめもと」で始めたもので、累計50000人ものアクセスが頂けるなんて、全然思ってもいませんでした。ありがとうございます。



「だめもと」で、やってみてダメなら潔く撤退すればいいのです。
すごく苦しいのは止めた方がいいですが、ちょっとドキドキするくらいなら、やった方がいい。
最近、私、「だめもと」でなんにでもチャレンジしてみることって、悪くないじゃん!と思ったりしてます。