汚いオジサン

平日の図書館は、定年退職したオジサンたちの溜まり場。
土日の図書館は、園児〜小学生低学年の親子連れで一杯です。


図書館の新聞・雑誌閲覧コーナーのソファーは、いつも年配のオジサン時々オバサンで占められています。
私はだいたい二週間に一度の割合で図書館通いをしていますが、閲覧コーナーに座っている人の半分くらいは「見知った顔」です。



それですご〜く気になるのが、ホームレス風のオジサンのこと。
「人は見かけが9割」みたいな本がベストセラーになっていましたよね。実は、興味はあるものの、読んだことはありません。
見かけじゃないよ、中身だよ、という方ももちろんおられるでしょうが、最低限の身だしなみって必用よね。
脂ぎったベタベタの髪と、真っ黒な指のオジサンが、ヘッドホンを被ってビデオを見ているんだけど、あの姿を見たら、絶対にここの図書館で子どもにビデオを見させたくないと思うだろうなぁ。



でも、本当に難しいのが、こういう人に注意できないってこと。
図書館でしゃべっているひとには図書館の職員が静かにしてください、と堂々と注意しています。
「あなたの不潔な服装を何とかしてください」
なんて注意したら、翌日の新聞にデカデカト
「人権無視!○○市の図書館では見かけで差別」
とかなんとか言う記事がでちゃうんだろうなぁ。



中学で非常勤講師をしていても、生徒のルール違反については堂々と注意できますが、不潔さとかニオイとか汚れなどの指摘は出来ないものです。
こういうのって、「見かけ」以前の問題だと思うんだけど、どう思われます?