エヴァンゲリオン

私の世代は、不朽の名作アニメ起動戦士ガンダムで育った人も多いのでは?
その後、知らない間にガンダムのシリーズもいくつか出ているようですが、すっかりご無沙汰してしまって、その手の知識は全くありません。


息子Aは、高校部になって、周りにその手のオタクさんたちが増えたせいか、ガンダムの単行本なんか読んだりしています。まあ、私もその年頃にはガンダムを見ていた口ですから、アレコレいうつもりはありません。


何かの折に、息子Aがエヴァンゲリオンも「ガンダム」も知らないのは、イマドキのオタク高校生と話が合わない、みたいな事を申しました。私も勤め先の中学生が「エヴァンゲリオン」のテーマ曲を歌っている姿を見ますし、ま、ビデオを見ておくのもいいかも・・・・と、レンタルしてきたのです。


夏休みも後半に入って、日本中の良い子の小中高校生は、宿題の追い込みに躍起になっているころ、夕食を早々と済ませると、ソファーに陣取って、レンタルビデオ鑑賞会が始まります。
エヴァンゲリオン」とは、まあ難しい話で、1から8話を見たくらいでは、全く話の展開が読めません。使徒
呼ばれる怪獣みたいなのが、なぜか東京を襲い、その怪獣から東京を守っているのがエヴァンゲリオンと呼ばれるロボットのような、人造人間?なんです。
そのパイロットが14歳の良い子のみんなで、ちょっとそのあたりの設定はガンダムと似てるんだけど、みんな一癖も二癖もありそうな子どもたちなの。
そのあたりのキャラ設定は面白かったです。


息子Aによると、かつてはポケモンと同じ時間帯にテレビ放映されていたという話ですが、第20話あたりから、18禁みたいな映像がジャンジャン登場してくるのです。ソファーの上で、母・息子A・Bが気まずく18禁の映像を眺めていました。
「これって、ちょっとまずくない?」
の私の一言に、息子Bが無言で早送りするという、状況的には絶体絶命的な、でも思わず噴出してしまいそうな、しかしここで噴出してはまずいぞ、という非常に微妙な形容しがたい空気が部屋中に充満しています。


今のところ、使徒がナニモノで、エヴァンゲリオン初号機がどういうものなのかまったくの謎の状態です。
「なんだかんだいって、かあさんが一番見る気満々じゃん」
と、息子Aが申しますが、確かに癖になる面白さです。