リトルチャロ

NHK教育テレビとラジオで放送しているリトルチャロという番組をご存知ですか?
日本から来た子犬がニューヨークの空港で飼い主と別れてしまって迷子になります。何とかして日本に戻ろうとしている健気なワンちゃん「チャロ」が主人公。四月の番組スタート時には片言だった英語も、時間の経過とともに上達していときます。右も左も分からなかったアメリカでの生活を支えてくれているのは、犬の仲間たちです。野良犬もいれば、大金持ちの飼い主に買われている由緒正しい家柄の犬もいます。みんな個性的ですごいかわいい。(かっこいいのもいる)


このチャロ、夫はラジオで楽しんでいるようですが、私はテレビ版のチャロを見ています。なんといっても絵がかわいいのです。
番組見の中では、その日に習うパートのスキットが五分間のドラマ仕立てになっているのですが、今までの語学番組にありがちな、一人の声優さんが何役もこなすっていうんじゃなくて、一本のアニメ番組をみているような充実ぶりなのです。


今、チャロはシカゴにいます。少しでも日本に近づこうというのと、シカゴにいる伝説的な猫が、日本に戻るための方策を教えてくれるかもしれないということからの移動です。
犬の中にも、人格者の犬あり、自己中の犬あり、ワガママな犬あり・・・と、個性豊かでストーリーの展開を飽きさせないのよね。


英語の文法的には中学生三年生くらいの文法を使っています。
でも、表現内容は「これ、使えるかも」というような便利な表現がいっぱいあります。
途中で挿入される歌も、テンポがそれほど早くなくて、字幕もついて意味が分かるし、解説も丁寧です。
日本語訳も口語訳で自然ですから、クサさがない!
暇だし、英語でもやり直してみようかなぁ・・・というオバサン方には向いている番組だと思います。