ハープ

ここのところ、オーケストラを聴きにいく機会が増えました。
昨日は、名フィルの演奏を聴いてきました。
コンテンツは、フィンガロの洞窟と、モーツアルトのフルートとハープの協奏曲、三曲目はベートーベンの交響曲第七番。指揮は尾高たかあき氏。


私は、ハープがメインになる協奏曲というのを聞いたことがなかったので、すごく楽しみにしておりました。
ハープって、私の中のイメージとしては、楽器の女王的存在。超セレブな楽器。皇后美智子様も演奏になる高貴な楽器。
憧れが高じて、ハープに対するイメージは妄想ともいえるほど膨らんでいました。



そんな気持で演奏会を聞きましたが、演奏は、期待を裏切ることなく、本当にうっとりさせられるものでした。
何と言っても、両手の動きが超エレガント!
ポロロロロロロ〜ン♪
まるで弦の上で、何人ものプリマドンナが踊っているかのような華やかさ。
ハープを抱きかかえるような姿勢にも、優美さが溢れています。
ソリストにありがちな、大袈裟なパフォーマンスもなくて(ハープという楽器の特性上、体を振り回すというのは、ありえないですから・・・・)、そんなところにもセレブさが。
ハープって、やっぱりセレブだったわぁ。