衣替え

もう衣替えはお済でしょうか?
17度くらいの秋らしい日の後に夏日が来たりする不安定な日が続きますので、まだ夏物を仕舞うような気になれません。とはいえ、さすがに「夏物」をそれ一枚で着るのもそぐわないので、羽織りものが要ります。
朝は涼しいけれど、日中は汗ばむ陽気で、なかなか一筋縄ではいきません。



私はきっと手持ちの洋服が少ない人の部類にはいるんじゃないかしら。
我が家は一間の押入れの下半分に八杯の衣装ケースが入っていて、いまならその中に冬物が入れてあります。四人家族で八杯の衣装ケースですから、一人当たり二つです。多少私のものが他の人の領域にまで侵犯しているとはいえ、大人の女性の冬物がそれだけに納まっているというのは少ない方だと思います。



少ないといえば、私は今年の夏、自分のパジャマをとうとう一枚だけにしてしまいました。
「エ゛〜、洗い替えはどうすんのよ〜」
と思った方もいらっしゃると思いますが、夏のパジャマなら、毎朝脱いだらすぐに洗濯機に入れて洗濯すれば、昼にはカリッカリに乾いてしまいます。そして取り込んだパジャマはわざわざ畳んで箪笥に仕舞わなくて、ベッドの上においておけば、寝るときには太陽のにおいのするのが直接着られます。箪笥のスペースも必要ないし、畳む手間は要らないし、一年で思い残すとなく捨てられるし、いいことばかりでした。


以前は、シーツや枕カバーなども、洗い替え用にと、二組、三組用意していましだか、カラッと晴れた洗濯日和を狙って洗濯すれば、ちゃんと乾くし、最悪の場合でも乾燥機を回せばすむわけだから、洗い替えは必要ないと気づいたのです。
(もちろん、子どもが小さい時は、吐いたり濡らしたりと、突発的にシーツが必要でしたから、何枚も要りますよ)
そのように切り捨てていったら、生活がスリム化してきたように思います。
中途半端にいくつも使うより、収納やそのための手間を考えると、洗って乾かして使って洗って乾かして・・・・のパターンでいくのもいいですよ。