かぐや

録画してあったNHKスペシャルを見ました。
正確な題名は覚えていませんが、去年くらいに打ち上げられた日本の月探査衛星かぐやからの映像とその解説の番組でした。


月と地球が兄弟のようにずっと40億年も寄り添ってきたという歴史を改めて実感しました。
しばしばクイズ番組にも出されていますが、地球と月との距離は、地球の円周×10周分よりも短いとのこと。
それでも十分遠いのですが、恒星の何万光年とかいう話と比べると、すぐ隣には違いありません。


時々ハリウッド映画のパニック物に使われますが、宇宙のかなたから巨大隕石が落ちてきて、地球に衝突するというストーリー。
月と地球の歴史を見ていると、あながち荒唐無稽な話ではないんだなぁという気持ちになりました。
事実、40億年前にはも直径10キロメートルの巨大隕石がぶつかったということでしたから。
もっとも、それのおかげで、地球上に生命が誕生したのではないかという説もあるそうですから、何が幸いするのか、本当に分かりません。
また、フロリダ半島沖に隕石が落下して、気候変動が起きて恐竜が絶滅したとの説もあるそうですけど。



月を観察すると、隕石がぶつかって出来た巨大なクレーターと、白い、筋状の線が見えますよね。
あのクレーターことも解説していました。
いってみれば、隕石が落ちた傷跡なんだけど、そういうストーリーの流れの中で出来た傷だったのね・・・と思うと、身近に感じました。