四十路の就活

数ヶ月ぶりに知人とランチを共にしました。
なんだか、すごくスッキリ見えましたので、ダイエットでもしたのかと尋ねると、そうでもないらしい。
彼女は、四キロらいの体重の変動は、わりと日常的なことで、現在は、ちょうどプラスマイナス二キロのところにいる、とのことでした。
髪型も、洋服のイメージも変えたわけでもないのに、なぜだか全体がスッキリして見えたのでした。
う〜ん、気になる。


その後、家に帰ってから、ふと気づいたことがあります。
それは、肌の色がよくなっていたことです。
どちからというと、黄身がかった肌色で、肌にくすみがあった人だったのが、透明感が戻ってきて輝いて見えたのだと思います。
そういえば、彼女の会話の中で、下の子どもが中学に入って手がかからなくなったので、そろそろ自分も外で働くことを考えていると、とっても前向きなことを言っていました。
彼女もまた去年までは、私と同様「お受験」に翻弄されていましたから、「子どもが中学に入って手がかからなくなった」という言葉には、心底同意できます。


今、就活をしているところだと言っていました。
私もついこの間までは専業主婦していたので、よくわかりますが、私たちの年齢の専業主婦は二十年近くも社会と隔絶させた世界に生きてきたわけですから、たとえパートやアルバイトでも外で働くというのは、ものすごいビッグチャレンジなんですよね。
始めの一歩がなかなか踏み出せないものですが、踏み出したら昔取った杵柄で、意外とすんなり働けるものだと思います。
なにしろ、20年前は、私たちイケイケギャルだったんですから。



彼女の肌が輝いていたのは、就活が関係あるような気がしてきました。
いい職場にめぐり合えることを蔭ながら祈っています。