38000円

このところニュースになっている38000円支給と三年後の消費税増税の件。
そりゃあ38000円いただけたら嬉しいかもしれませんが、我が家では100パーセント貯蓄に回されるお金でしょう。内需貢献できるような消費は出来そうもありません。
もしも、現金支給でなくてクーポン支給なら、そのクーポン分は食費になり、その分の現金が貯蓄に回ることでしょう。



我が家は、庶民のなかの庶民ですが、本当のことを言うと、38000円をこんな形でいただかなくても、いまのところやっていけるくらいの家計状態です。
庶民が心配しているのは「もしも」の自体が起きた時の社会保障なんじゃないのかなぁ。
例えば、家族が重篤な病気にかかって大きな病院に入院するようなことが起きたときとか、事故にあっ
たとか、災害とか。



それと同じ理由で、私の住んでいる市では、15歳までの子どもの医療費が無料になっています。
風邪で病院にかかって、治癒するまでに2000円かかったとして、その分を肩代わりしてくれるといわれても、あまり嬉しくありません。それなら、その分を身体・知的障害者の生活を守るようなお金に使ってくれたほうが嬉しいのです。
将来、風邪にかかった時にお金が払えるかどうかを心配している家庭ってそれほどいないと思いますが、将来、自分や族が、万が一身体障害者になったとき、支えてもらえる社会制度があるかどうかを心配している人の方が多いんじゃないかなぁ。



他にも、たとえば、犯罪被害者・薬害患者・不慮の事故など、だれの身の上にも、いつでも起こりうるのが今の世の中でしょ?真面目に生きてきて、たまたまそういうことに巻き込まれてしまった人に厚い保障をしてあげても、 国民のだれも文句いわないと思いますけど・・・・・



ニュースでは、例の38000円の支給は、収入の制限がなくて、生活保護を受けている家庭にも、大金持ちの麻生さんの家庭にも同じように支給されるとか。
これって、ど〜よ?