動物園

三連休の中日にあたる日曜日、久しぶりに東山動植物園に家族揃って出かけてきました。
私は、花粉症を持っているので、春の外出は、「どうしても」というもの以外は、なるべく避けるようにしてきました。
もっとも、最近は少しずつ改善してきているのですが、それでも好き好んで花粉の充満する空気の中に身をさらしたくないものです。



11/22の東山動物園は、ひょっとしたら一年のうちで、もっとも人手の多い一日かもしれないというほどの入場者
がいました。
とにかく、駐車場が見つけられません。
さんざん園周辺を探しましたが、結局探せず、地下鉄で一駅分くらい遠方のところまで戻って、駐車場を見つけた次第です。



ひさぴさに動物園を訪れて一番最初に感じたのは、昔と違って、ケモノの臭いというか糞の臭いがとても薄くなったということ。
昔から、動物園があまり好きではなかったのですが、好きになれなかった理由が、「臭い」でした。
特に、象の柵の前では、気絶するくらいのすさまじい臭いがしたものです。
どうして象の柵の前で平気に呼吸しておられる人がいるのか、子供心に大きな謎でした。
さすがに、無臭というわけにはいきませんが、ゆっくり象を眺めておられるくらいの環境でした。
彼らの寝床も随分清潔になっているのでしょう。



動物園の中では、別行動で、子どもたちはそれぞれ見たい動物を見、親は植物園の方へ足を伸ばし、落ち合う場所と時間だけきめて自由行動としました。
これも隔世の感があります。子どもを迷子にしないように見ているだけで疲れてしまいましたが、今は、のんびり園内を散策できる身の上になったのですからねぇ。
ちょうど紅葉が素晴らしくて、ブラブラ歩きにはひったりの気候。
動物園は、小さい子供連れのファミリーが多いのに対して、植物園方面は、私たちのようなカップルやもう少し年上のご夫婦がたくさんいて、それぞれ散策を楽しんでいました。



来週まで紅葉が残っているといいのですが。
もしも来週、何の予定も入っていなかったら、東山動植物園を訪れてみるのもいいかもしれません。