モナコのセレブ

今朝のニュースで、ワールドワイドな不景気のニュースを放映しておりました。
その中で、セレブの国モナコの様子が放映されておりました。
行ったことは無いのですが、しばしばテレビ番組の中で見させていただいているので、けっこう見知った地形やお店があったりして、親近感を勝手に持っている国でございますの。



皆様方、不景気とは申せ、セレブなオーラは枯れることなく、町を行く人々はファッションモデルのような人ばかりで思わず見とれてしまいました。
とはいえ、一流メゾンでも売り上げの減少が出ているそうです。
「この不景気で、買い物客の行動に変化が出てきました」
とのことです。
どんな変化だと思いますか?


答えは、
「お客様が、値札をご覧になるようになりました」
だそうです。
モナコのお客は今まで、値札って見たことなかったんだね〜。



実は、私の人生の中で初めて出てあった大金持ちの友達も、値札を見ないで買い物をする人でした。
その人は、ベンツを日替わりで色違いで乗っているような人だったんです。
私のような庶民と知り合ったのが初めてだったらしくて、本来なら友だちになれるような人じゃなかったんだけど、よほど庶民が珍しかったのでしょうか、随分親しくさせていただきました。
また機会があったら、お金持ちのお金の使い方なんかも紹介させていただきますね。



さて、サワーナ(大金持ちの友達のファーストネーム)の普段着は、シャネルで、時計は全てカルティエでした。先にも述べたように車は全てベンツで、白・黒・赤・クリームを持っていました。他にも旦那さんがスポーツカータイプの車に乗っていたのを見たことがあります。
そんな彼女が買い物に行くと、お店屋さんの店員が全員お出迎え状態で、あれこれ薦めてきます。で、彼女は気に入ったものがあったら、
「これ試着させて」
と、シャネルのニットを無造作に試着して
「頂くわ」
と言って、買ってしまいます。ちなみに、そのニットは一枚30万円でした。



モナコのセレブの話、もしも私がサワーナを知らなかったら
「そんなこと、ありえないよね。買い物するのに値札見ない人っている?」
と言っていたと思います。
でも、世界は広い。
本当にシャネルのショップでニットを買うのに値札を見ないひともいるんです。