我が家の隣は、我が家が家を建てた時から、ずっと空き地のままでしたが、いよいよ今年、家が建つことになりました。
隣が空き地というのは、いい面と悪い面がありました。
悪い面は、頻繁には雑草の手入れがしてもらえないので、夏はすごいことになってしまうこと。
いい面は、視界が遮られなくて、狭い我が家の庭でも借景効果で、広々と感じられるということ。


我が家の方が南で、空き地が我が家よりも北よりですから、日当たりに影響はありませんが、やはり今までのような開放感はなくなることでしょう。


今時、自宅の敷地が何百坪もあるような土地を、普通のサラリーマンが買うことは難しいですからねぇ。今まで、我が家の隣が空き地だったことに感謝しなくては。
「今まで」とは、子育てが一段落するまでという意味の「今まで」です。
集合住宅での一番の住民トラブルは騒音だと聞いたことがあります。
子育ての経験があれば分かると思いますが、子ども(幼児)は寝ているときと、病気の時以外は、必ず馬鹿げた大きな音を立てます。これは仕方がない。そういう生き物なんだから。


少し長じて小学生くらいになると、今度は子どもの立てる音じゃなくて、親の怒鳴り声が鳴り響くことになります。(我が家の場合)
「起きなさい」「早くしなさい」「仕舞いなさい」「片付けなさい」「ゲームをやめなさい」
「食べた食器を持っていきなさい」「新聞を読んだらたたみなさい」「風呂に入りなさい」「歯を磨きなさい」「宿題しなさい」「はやく寝なさい」「なんでお知らせの手紙を出さないの」・・・
これらは、普通のトーンで語りかけられているわけじゃないのです。
子育ての経験がある人はお分かりでしょうが・・・・



一応、そういう時期(母が吠え、子が絶叫する時期)が過ぎた今になって隣に家が建つのです。今まで空き地であったことは、本当に有り難いことです。