学年旅行で

この土日で、三年生担当の職員が揃って慰労旅行に出かけてきました。
この時期三年生は、公立高校の入試結果待ちで、先生方もとりあえずは一息つける時期なんでしょう。



普段は、学校で毎日顔を合わせているとはいえ、先生方が忙しすぎて、ゆっくり世間話なんか出来る時間もありません。だから、私もこの慰労旅行に参加させてもらって、ゆっくり話が出来て、なかなか有意義でした。
すごく部外者的な感想なんだけど、中学の教員って、女性にはなかなか務まりにくい職場かもしれないなぁという感想を持ちます。
朝は七時前に出てきて部活動の面倒を見て、日中は授業と教室経営と問題児の世話、そして夕方の部活があって、それから会議と明日の授業の準備。


実は、現在の職場の正規職員で、結婚してお子さんをお持ちの女性教師というのはゼロ人です。
来年、産休をとっておられた方が二名復帰されるらしいのですが、その方々がまた中学に来るかどうかは分かりません。男女の差がなく働けるという意味ではいい職場かもしれませんが、子育てのことを思うと、本当に大変です。




一方、男性にとっては、随分恵まれた職場だと思います。
私が、答案の丸付けなどで、十時まで居残りした限りでは、十時まで残っているのは、ほんの四人か五人。
会社勤めのお父さん(ラインで働く方は時間が決まっているかもしれません)よりは大変恵まれています。
働き盛りの男性が十時前に帰宅できるのは、一般企業ではなかなか無いかも。
私は我が家の夫と自分の父親と、その同僚のことしか知らないので、他の職種や会社のことは知りませんが、もしも夫が十時に帰宅したら
「今日はどうしたの?」
と家族全員から質問されます。




問題は、女性の教師の勤務。
独身や夫婦二人の生活ならいろいろ工夫してしのいでいけるかもしれませんが、子供がいたらちょっと無理かもね。
母親が八時に帰宅となると、一体誰が家事をこなして、誰が子供の世話をするのでしょうか。
難しいですよね。でも応援してます。