プチ贅沢

昨日は、ミッドランドスクエア42階のフレンチレストランで、会食がありました。
ミッドランドスクエアがオープンした当初に、夫と二人で見学に来たことがあります。私たち庶民とはかけ離れた世界がそこにはありました。
店の前のメニューが、「ランチ8000円〜」とかいうハイソ価格になっていたのを覚えています。


今回は、息子Aの高校のクラス懇親会ということでしたから、興味津々で参加してきました。
こういうレストランは、一人で入ることはまずないでしょうし、夫と二人で、となると食事代も倍ですから、ちょっとビビリます。それで、こんな絶好の機会(女がひとりで入れる)を利用しない手はありません。



42階だけあって、さすが興味本位できょろきょろしているような田舎者(かつての私たち夫婦)みたいな人はいません。みなさん、れっきとした服装で、お食事を楽しむためにエレベーターで42階に降りられたという態度が、しっかりとした足取りに現れていました。



レストランの内部は全くの別世界です。
大地真央の夫君がデザインしたという恐ろしく大きな、ほとんどUFOかと思ってしまったような木製のシャンデリアが目を引きました。
室内は高い天井・壁が白の漆喰で床は大理石(だったと思います・・・・)しかもテーブルとテーブルの空間がものすごく広いの。ハンドバッグ置き場まで各テーブルについていて、なんだか私って大切に扱われているわ〜という気がします。
そして大きな窓から見える眺めは、展望タワーから見ているのと全く同じ。


食事はフレンチとはいえ、イタリアンや和食のテイストもふんだんに取り入れてあって、すごく独創的です。
ウエイターの給仕も垢抜けていて、お高いホテルにありがちな慇懃無礼さがなくて、リラックスさせてくれます。ちょっとした会話に参加したり、食事の説明もすごく面白かった!こういうサービスも料金に入っているのね。


デザートが充実していて、きっとランチは女性客をターゲットにしているのでしょう、メイン料理の後に、プレデザートとしてムースがあり、その後、ケーキ〜アイスクリーム〜コーヒー〜焼き菓子と、女心を満足させっぱなし。
確かに、ここに座っていると、「私ってどこぞの奥様でしたっけ?」と勘違いしてしまいそうな扱いです。
いやいや、こういう時と場所も必要ですよ、私たち主婦には!