出国

今朝、息子Bを空港まで送ってきました。
学校のオーケストラがヨーロッパ旅行にいくことになっているからです。
一昨日が定期演奏会で、昨日が学校の終業式で、今朝出発という慌ただしさです。
もっと詳しく言いますと、13日に学年末テストが終わると、その足で四日間の合宿があり、合宿開けは学校の出校日でその後部活で、18日の定期演奏会・・・という日程でした。


うちの息子Bは、テストに続く合宿・定演・旅行に備えて、勉強では体力を温存していたから、まったく元気溌剌でしたが、真面目に勉強した方なんかは、とても大変なスケジュールだったと思います。
そのせいか、定演のときに高熱を出して、薬で解熱して出場した方もいらしたとか・・・・
旅行の前日にも熱を出す方が続出したらしく、高熱が出た生徒は、医師の診断書をつけて旅行の許可をとってくること、という連絡が回ってきたほどです。


今朝は、夫がゴルフとかで朝一番に家を出ましたから、私が責任を持って息子を空港まで送り届けてきました。
自分の体がスッポリ入ってしまうような大きなスーツケースと、楽器とリュックを背負った息子Bの姿は、いかにも頼りなげで、心配が募ります。
さすがに、中学生一年生の親は、最後の最後まで、飛行機の機影が空に消えるまでデッキで見送っておりました。


子供たちが出国ロビーへと移動する際、いってらっしゃいの合図を送りましたが、うちの息子Bは振り向きもせずに(気がついていたかどうかも?です)意気揚々と歩いていきました。
デッキで強風の中、予定時刻を過ぎること二十分も待ちながら
「こうやって見送っていることすら、気づいてないよね」
と、わが子の成長をちょっぴり寂しい気持ちで感じたのでした。