露天風呂

このあいだ職場の慰労旅行で、近場の温泉へ行きました。
そのホテルの売りの一つが、海の見える露天風呂でしたから、とても楽しみにしておりました。


ホテル到着後、エステでリラックスの予定が入っていたので、まずは旅の埃を落とそうと露天風呂へと向かいました。
露天風呂は屋上階にあって、眼前は一面の青い海です。
海からの強い風がビュービュー吹いていて、まさしく露天です。
お風呂は、大きなお風呂と、横たわって入れるお風呂が三つと、五右衛門風呂のような桶型のお風呂が二つありました。
たまたま家族の方が先に入っていて、個人用のお風呂は一杯でしたから、私は大きなお風呂に入ったのですが・・・・



この日は、昼まで雨が降っていて気温も随分低くて冷えた体を温める温泉日和ともいえるような一日でした。
まず洗い場でシャワー使って掛け湯をしますが、ここのお風呂は洗い場と浴槽はガラスドアで仕切られていて、かなり寒い場所です。
冷え切った体にシャワーを掛けて、冷た海風にビュービュー吹かれると、本当に寒いものです。
ですから、大急ぎで大きな風呂に飛びこむようにして身を沈めたのです。



「あちちちちちちちち・・・」の風呂でした。
すぐに風呂から飛び出してきましたが、風呂から出ると寒風ビュービューで、入るとアチチ・・
仕方なく、ガタガタ震えながら脱衣場に戻ってきたというわけです。


なぜ先に入っていたお客が、わざわざ小さなお風呂の方に集まっていて、大きなお風呂には誰も入っていなかったのかが、身をもって納得させられました。