潮干狩り ざくざくポイント発見の巻

思いがけなくみつけたざくざくポイントで、息子ABと私の三人で、ひとわたりアサリを収獲し終えました。
あっという間に、一枚1000で買った、とった貝を入れる袋(二枚購入)は一杯になりました。



初めのうち、貝がなかなか取れなかったときは、この袋が一杯になったら帰ろう、と言っていたのに、袋が一杯になったら、又別の欲が出るものです。



「ねぇ、これってなんだか小粒じゃない?」



それで、より大粒の貝を見つけようと、さらに沖のほうへと狩場を移動していきます。
すると、アラ不思議、沖の方には、ちゃんと大きな貝がいるポイントがあるのです。
そのポイントに当たったら、またせっせと掘って大粒の貝を集めます。
ところが、前にも言いましたように、袋はもうアサリで一杯なんです。
となると、いままでとった貝のうち、小粒の貝を捨てて、大粒の貝を持ち帰ろうとするしかないですよね。
それで、袋の貝を一旦、ザザっとその場に開けて、粒の選別が始まります。
とりあえず、大粒の貝をとりわけ、入らなかった小粒のアサリはその場に山と残るわけです。



もうお分かりですね。
わりあい小粒ながら、ざくざく掘れたポイントというのは、我が家と同じように、小粒の貝で袋が一杯になってしまい、大粒の貝を入れるスペースを作るために、小粒の貝を放出した、その名残のポイントだったのです。
沖の方にざくざくポイントが集中しているのも頷けます。
だって、沖の方には大粒の貝がいて、そこまで来る間にきっと小粒の貝で袋が一杯になっているのでしょう。




ざくざくポイントが人為的ポイントだと気づいたのは、息子Aでした。
そして我が家で一番大粒の貝をたくさん取ってきたのは息子Bでした。
最後まで一番しぶとく貝を掘り続けていたのは私で、一人マイペースに小粒の貝を掘っていたのは夫でした。