結婚二十周年

先週、結婚二十周年を無事に迎えることが出来ました。
一昔前なら、
「それが何か?」
といわれそうですが、今のご時世では、無事に結婚が続いているのはありがたいことだと思います。
まあ、お互い「自分が耐えているからねぇ」と思っているのでしょうけれど。



二十周年を記念して、我が家の家計には少々負担が大きいような気もしましたが、ちょっと素敵なお買い物をしました。



現在使っているダイニングテーブルは、150センチ×90センチの、四人掛けとしてはごくごく普通のサイズです。色といい、ちょっと丸みをおびたフォルムといい、重量感といい、すごく気に入っているものなのですが、もう一回り大きいテーブルが欲しいとかねがね思っておりました。
それで、一大決心をして、二十周年の記念に、180センチ×90センチのものに買い換えることにしたのです。



現在、居間にある家具や、家の床の色、椅子との兼ね合いなどを考えると、おのずと選択肢は狭められます。ただ、どうせ買うなら、ずっと愛着を持って使っていきたいと思っていたので、無垢の樫の木で出来たテーブルにすることにしました。
お店のコンセプトは欧風とのことですが、欧風といっても、華奢でスタイリッシュな欧風ではなく、スイスの山小屋みたいな欧風をイメージしています。
総樫なので、とてもどっしりとしています。ハンドメイドなので、ちょっとしたカーブにぬくもりが感じられます。すごく楽しみですが、工期がけっこう掛かるとのことで、納品はもう少し先になります。



十年前の結婚記念は、(我が家の経済状況からすれば)大奮発してオメガの女性用腕時計コンステレイションを買ってもらいました。もちろん大切に使っています。でも所詮、私一人が満足できるという「幸せ」です。


今回、結婚記念に家族全員が楽しめるダイニングテーブルが欲しいと思った、その心の変化にワレながら進歩を感じています。
「え?そんなの普通?」・・・・・私もやっと人並みになれたのかも。