気が引けること

今年は、授業の時間割の関係から、給食を注文していません。
授業を三時間目までしか入れていないからです。
息子たちの学校行事が重なって、勤め先の中学をお休みすると、授業も後れるし、補欠にはいって頂く先生にも悪いと思っていたので、今年は思い切ってこんな注文をつけてみたのです。教務の先生には無理を聞いてもらって、感謝です。


さて、そんな恵まれた時間割にしてもらって、さぞかし一日が有効に使えていることでしょう、と思われるでしょうが、そうは問屋がおろしません。
結局、小テストの採点やら、次の日の授業の準備やら、ノートの点検やらで、帰宅するのは二時半以降になります。



私が、給食を食べずに二時半まで職員室に残っていると、実は他の先生や用務員さんが心配して下さいます。
「お腹がすきませんか?」
「余ったものでよかったら、食べていきませんか?」
など。
本当にお気持ちは嬉しくて、毎度恐縮しておりますが、私のようなオバサン講師には、本当に学校給食は重すぎて、毎昼これを頂くと、ちょっと胃に負担が掛かりすぎてしまうのです。オバサンには、やっぱり残り物の味噌汁とあったかいご飯と納豆と海苔くらいがちょうどいい。


とはいえ、毎回、私の姿を見つけるたびに気を揉んでくださっている用務員さんには、本当に悪いことをしているようで気が引けます。