エヴァンゲリオン

ちょうど去年の夏休みでした。
なにがきっかけだったのか、今となっては遠い忘却のかなたに行ってしまいましたが、息子たちとエブァンゲリオンのDVDを全作通しで見ました。
エヴァンゲリオンって、どういうストーリーなの?」
と、数人のエブァン世代の若手に聞いてみたものの、
エヴァンとはね、こういう話でそういう結末なんだ」
と、明確なストーリーを教えてくれた人がいなかった。(約一名、若い頃全作を見たという人がいましたが、彼もまたそのストーリーに疑問を抱いていた一人だったのです)



それよりも一世代前の若者は、ガンダムを見て育ちました。何を隠そう、私もガンダム世代です。
あれは文句なしに面白かった〜。
まあ、それは置いておいて。



先日、息子たちは試験の最中にもかかわらず、エヴァンの劇場版がテレビのロードショーで放映されるから録画しておく、などという不埒な会話をしていたのを耳にしました。
「あんたたちっっ、忘れたの?去年みんなで何十時間とアレと付き合って、何か得たものがあった?」
一瞬ひるんだ息子Aですが、
「実は、母さん。劇場版では、母さんがいろいろあげつらっていたテレビ版の矛盾や疑問を解決するような内容になっているらしいよ。なんでも四部作にして、比べ物にならないほど緻密なつくりになるらしい。」
と、妙なところで「母さんも知りたがっていた謎が解けるんだよ」みたいなニュアンスを臭わせつつ反撃してきました。



えっ?それ本当?去年、アレを見た後、しばらくはストーリーに対して欲求不満というか、腑に落ちないもどかしさというか、で、結局なんだったの?というモヤモヤした気持ちが一ヶ月近くも続いていたので、それらの靄が晴れるかもしれないというのであれば、一応、録画くらいは許すか。



というわけで、ちょっと悪い予感はするものの、劇場版エヴァンの第一部の録画がとってあります。
息子たちの試験が終わってひと段落したら、この夏もまた三人そろってエヴァンを見ることになりそうです。