イマドキの泥棒って

昨日、何人かの知人とおしゃべりしていて、近頃、その方の近所の治安が宜しくないという人の話をききました。
泥棒にはいられたとか。



朝一番に、窓のガラスが割られていることに気づき、警察に電話しました。
どうやら賊は一階の居間と台所を物色したようですが、何かを盗られた形跡はありません。しかも、その隣の和室では、おとうさんが寝ておられたのに、気づかなかったそうです。
賊に入られて気づかないというのも、なんだかな〜ですが、逆に賊に気づいて大事にでもなったらもっと大変ですから、不幸中の幸いでしょう。


というわけで、警察がいろいろ調べていったあとで、「さあ、遅い朝ごはんでもたべましょうか」というだんになって、気づいたことがあったそうです。
昨日買っておいた食パンがなくなっていることに。
「ひょっとして、これってドロボーが食べた?」
被害届を出すべきかどうか考えたものの、被害が食パン二斤というのも変でしょうという結論に至ったそうです。


その日の午後、バナナがないことに気づいて、母と娘は
「お父さん、いやぁね、一人でバナナ食べてしまって・・・」
と話していましたが、後になってバナナを食べたのはお父さんではなかったことが判明しました。
こちらの被害届も出さずじまいだったそうです。



その話を聞いていたもう一人の人が、
「うちの近所では、イカドロボーが出没して、畑のスイカが全滅になっている人もいるの」
とのこと。去年は、彼女の家の畑のスイカが全滅で、今年はその畑の奥の畑が被害にあっているそうです。
畑の中には、食べ散らかしたイカの皮が散乱しているとか。
パンとバナナとスイカ・・・・空腹に耐えられずに盗んでいるのか。はたまた、罪の意識なしで、ちょっと失敬との軽い気持ちでドロボーしているのか。はたまた、腕が鈍らないためのリハビリくらいのつもりでチョロッと人の家に侵入しているのか。



なんか、こんなに気軽にドロボーされて、すごく不気味。知らない人が、簡単に家に入ってくるなんて・・・・嫌な世の中ですよね。