超穴場

以前、私がファフッションセンターしまむらでお買い物をするという話を書きました。
ほんの二年ほど前までは、客層がヤンママと、日系ブラジルのファミリーと、60歳超の少々太めのオバサマだけでしたのに、この不況が後押ししているのか、最近では、今までみかけなかった客層も増えています。たとえば30代のお洒落な主婦も、ものすごい真剣な眼差しで品定めをしています。さすがに20代OL層はいません。




しまむらの唯一の難点は、前にもいいましたが、洋服の並べ方が限りなくランダムで、サイズも色も形も関係なく、同じラックに掛かっています。だから、一枚一枚自分の手と目を駆使してみていかないといけません。いつも至れり尽くせりのブティックでの買い物に慣れている人には、この状況は受け入れがたいことだと思います。
でも、これも鍛錬やエクササイズと同じで、ある時から今まで出来なかった前屈が楽にできるようになるみたいに、自分の探しているものかスッと目に入ってくるようになってくるのです。
今後も、しばらくは景気の回復は望めそうにありませんから、ブティックで一枚1万円のスカートを買うより、1500円のスカートを探すのも家計の助けになると思うのですが。



さて、一昨日は、ファッションセンターしまむら以上にいけている超穴場のお店に行ってきました。
近所の奥さんに教えてもらいました。
この日に私が購入したもの・・・BCBGのスカートをはじめ、スリーシーズン使えそうなスカートが三枚と、茶系の色合いがとてもシックなノースリーブのワンピースが一枚。ボディーラインが美しくて外出着としては夜の食事シーンでもOKなレベル。
合計四枚で、支払った金額は3000円でした。
海外の有名ブランドのものも普通に1000円という値段がついていました。
すごく嬉しくなって、早速昨日は妹を連れ出して再びお店に出かけてきました。さすがに私自身の買い物はありませんでしたが、妹も大満足の様子でしたから、私も満足です。



さて、いったいどんなお店なの?とお思いでしょう。
ズバリ、セコハン(セカンドハンド)のお店でした。
「古着だなんて、嫌だわ」
と思った方は、多分この手のお店に一度も行ったことがない方だと思います。
私も半年前まではそうでしたから・・・・
「貧乏とはいえ、人のお古を買うほどは落ちぶれたくないっっ」
これはまったくの思い込みでした。状態もいいし、デザインも古くないし、中には新品のものもありました。
なにより、お店の雰囲気がよかったです。明るくて、古びた衣類特有の匂いもないし、ファッションセンターしまむらよりもカテゴリーがはっきりしていて商品が探しやすい。



一度もセコハンを利用したことがない方、是非一度、偏見を捨てていってみてはいかが?