DVD「アメリ」見ました

先週、久々にレンタルビデオ屋さんに足を伸ばしました。
以前、学校の同僚のALT(外国人の英語の先生)が、「アメリ」を推奨してくれたのを思い出したからです。最近の映画の中では一番印象に残った映画だとか。



この歳になると、戦争ものとか、残酷なのとか、悲しい別れとか、その手の本を読むのが辛くなっているのと同様に、映画もハッピーエンドじゃないのを見るのに、決意が必要になってきました。「アメリ」は、どうやら ほのぼの系だとのことで、安心して見られました。



まず、主人公の女の子が、文句なしにかわゆい。
それから、ナレーターが語るナレーションのフランス語がおしゃれ。言い忘れましたが、これはフランス映画なので、当然登場人物はフランス語を話しています。そういえばフランスのアニメで「マドレーヌ」とかいう女の子を主人公にしたのがアメリカのカートゥーンチャンネルで流れていましたが、あれも、ちょっと不自然に男の人の声でナレーションが入っていました。説明的というか、解説を加えるようなナレーションを挟むのはフランス映画(アニメ)の特徴なんでしょうかねえ。
ハッピーなストーリーがいい。途中から見たら、コメディーかと思うような展開もあって、笑いのつぼも十分に押さえています。



いろいろお薦めの理由はありますが、登場人物に悪意のないのが一番いい。約一名、ちょっと意地悪な役の果物屋が登場しますが、観客の期待を裏切らない形で、きっちりオトシマエがつけられているので、これも帳消しにできます。

見ていると、いくつかの疑問点が上がってきますが、一つ一つ丁寧にその疑問の答えを解いていってくれていて、しばしば映画を見た後に残る「消化不良感」もありません。


癒されたい方には、お薦めの一本です。