BOOK

図書費がでていないのかなぁ?

前の勤め先の、一番の美点は、何と言っても図書室の新刊本の多さです。 ナンチャッテが読みたいな〜と思っている本が、ピカピカの新刊の状態で棚に収まっていました。 ひょっとしたら、これらの本は、生徒というより断然に教員の方に貸し出されていたと思い…

人間はどこまで動物か

高校一年生の現代文で、『人間はどこまで動物か』という評論文を扱っています。 第一学習社という会社が出している標準国語総合の教科書の中で、ナンチャッテが一番面白いと思った単元です。 ところで、人間とほかの動物との違いはなんだと思います? 二足歩…

入りやすい店 売れる店

昨日は、衝撃的な本に出会ってしまいました。 『入りやすい店 売れる店』(日経ビジネス人文庫)という本です。 何が衝撃的だったかというと・・・・ナンチャッテは、この春から、3回着物姿で店に立ちました。 春のお祭り・夏の茅の輪くぐり・秋のお祭り。 売…

いつやるか?今でしょ

林修先生の「いつやるか?今でしょ」が学校の図書室に置いてあったので、借りてきました。 平成25年度購入の書籍ですが、けっこう読まれてきた感が漂っています。生徒ばかりでなく、教員も借りているようです。 「ああ、ナンチャッテ先生も借りたの?僕も…

半沢直樹さんを読んで・・・

学校図書の先生とは、親しくさせていたたいてます。 ナンチャッテ高校は、話題作をタイムリーに入れてくださるので、「話題作はすぐに読みたい・・・でも、買うのもなぁ」というピンチ家計の救世主的存在です。 今回の本は、いま、テレビドラマで第人気にな…

わりなき恋の続き

岸さんの現実の恋のお相手については、ネット検索によると、ほぼ「あの方だ」という方を特定していました。 こんなに簡単に不倫相手の情報が手に入っちゃうわけですから、ネット社会って、本当に怖いですね。とはいえ、岸さんの場合は、当然のことながら 「…

岸恵子さんの本

先日、今、話題の「わりなき恋」を読みました。 昭和の大女優岸恵子さんを、ひょっとしたら若い世代の方はご存知ないかもしれませんが、ナンチャッテ世代以上の人なら、彼女の圧倒的な存在感を知らない人はいないでしょう。 彼女が、ちょっとでもドラマに登…

原田マハさん

「カフー待ちわびて」を数年前に読んで以来、原田マハさんの作品は、今日読んだ「まぐだら屋のまりあ」で二冊目となります。 カフーのときもそうでしたが、登場人物は、いずれも「自分なんか、愛される価値もない人間なんだ」とか「生きている価値もない人な…

一生モノの英語勉強法

何を隠そう、私ナンチャッテは、ハウトゥーものや実用書を読むのが大好きで、小説の次によく読むジャンルです。 中でも一番好きなのが家事一般系。 例えば、片付けのプロの技を見ては、その自在な想像力に毎回感じいってしまうのです。 私の場合、一般的な読…

何者、読みました

話題の受賞作品は、例年、図書館に入ってから半年ほど経過して、そろそろ話題性が薄れたころに読むという感じでした。 ところが今年は、義母が買って読んだのを借りてきたので、思いの外早い時期に話題作にめぐり合えました。 私のようにIT器機にめっぽう弱…

森見登美彦さん

勤め先の高校二年生が九州へ修学旅行中。 というわけで、今週は月〜木までおやすみを頂きました。 まずは、一日のんびり図書館で借りてきた本を爆読しました。こんなに読んだのは久しぶりです。①怖い絵2 ②ようこそ断捨離へ ③太陽の塔①の怖い絵2は、昨日の晩…

スティング

久しぶりに「スティング」のビデオを見ました。 ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン主演のクラッシック中のクラッシックともいえる映画です。 若い頃から、二人とも大スターですね。 特に、ポール・ニューマンは男の色気がムンムンするようないい…

男と女

ダバダバダ〜ダバダバダ〜の映画音楽って聴いたことあると思いますが、それが映画「男と女」のテーマ曲だと知っている人、特に若い人はなかなかいないのでは? 私が洋画にはまった頃、アメリカ映画よりフランス映画を始めとするヨーロッパ映画のほうがむしろ…

朝鮮王朝の歴史と人物

韓流ドラマにはまって、早、3年はたちますか・・・ 一般的なハヤリモンの流れからは随分遅れてしまいましたが、その遅れを取り戻すべく、けっこうどっぷりと浸かった3年間です。時代劇は、面白いには面白いんだけど、とにかく長く続くじゃない? 実は、それ…

マンガ

勤め先の高校の図書室に、今年度になって初めて図書室を訪れてきました。 新たに購入した本がたくさん入っていて、うきうきしました。 その中で、一番目についたのは、手塚治虫のマンガがシリーズで揃っていたことでした。 ブラッチクジャック、陽だまりの樹…

哲学のモノサシ

西研さんの『哲学のモノサシ』 これが面白くて、思わず二回も読んでしまいました。 哲学が面白い・・・・?と思われたでしょう。 私も、哲学なんて、自分から進んで読みたいと思うことはなかったと思いますが、高校二年生の現代文の教材に、西さんの文章が抜…

ミレニアム

ドラゴンタトゥーの女(上・下)を読み終えました。噂どおり、面白いミステリーでしたよ。 映画にもなっているようです。 北欧といえば、ムーミンとアンデルセン。 それ以外の北欧の作品ってあまり知らないので、スウェーデンという国を垣間見ることができる…

ポリティコン読破

桐野夏生さんのポリティコン上下を昨日読み終えました。 昨日・今日と公立高校の入試ため授業がなく、しかもあの寒さ。とても外にでる気はしなくて、家で冬ごもり生活をしました。 唯一の想定外は、灯油が残り少なくなってしまい、日中はストーブを微弱燃焼…

学校図書室

勤め先の高校の図書室は、話題の図書がすぐに読めるという嬉しい図書館です。 生徒たちというより、専ら教師が楽しみにしている気配さえあります。 私自身を思い返しても、高校時代が一番読書量が少なかった気がします。 宿題やら部活動やらで、追いまくられ…

乾隆帝の幻玉

民国時代のヘ北京が舞台の、骨董を廻る小説です。 もちろん登場人物は中国人なのですが、主人公の名前に馴染みがないので、読むほうとしては「あれ?誰だったっけ?」とボケること数回。 そんな苦労はありましたが、ストーリーはなかなか面白い。 中国人の骨…

中原淳一さん

昨日の歴史秘話ヒストリアに、ファッションデザイナーの中原淳一さんのことを取り上げていました。 私は、ひょっとしとたら、リアルタイムで中原さんのデザイン画や挿絵を見た最後の世代かもしれないなあ、と思いました。 母が私たち子どもの洋服を手作りし…

世界の料理道具

自称、他称に関わりなく「料理が好き」の部類に入る人は、『食器が好き派』と『調理器具が好き派』に大別できると思います。両方大好きという人もいらっしゃるかもしれません。 自称「料理が好き」な私は、どちらかといえば『調理器具が好き派』かな〜。 美…

オモロイチリ

私は、学校教育の中で、地理の授業というものをまともに受けた記憶が全くありません。 一番の弊害だったのは、高校入試に社会がなかったいう、愛知県教育委員会の史上最悪の教育方針があります。 (未だに、なんでそんな不自然なことをしたのか、その理由がわ…

ファツションバイブル

大人の女性向けのファッション誌って、巷に溢れていますよね。 ターゲットを40歳〜に限定した雑誌でいうとストーリーとか、ドマーニ、グラッツイアなど。ときどき本屋さんで立ち読みさせてもらっています。残念なことに、ファツション雑誌の中のモデルさんは…

脳にいいことだけをやりなさい

そうはいわれてもねえ・・・ と、思わず溜息をついてしまいました。 マーシー・シャイモフ氏著・茂木健一郎氏訳で、本の帯には60万部突破で、全米№1ベストセラーと書いてあります。 勤め先の高校の図書室で見つけてきました。 いかにもアメリカ人の好みそう…

東京タワー

本屋大賞をとり映画化されテレビドラマも作られた作品だというのに、なかなか縁がなくて読まずにいました。 リリー・フランキー氏の『東京タワー』 もしもまだ知らないという方がおられたら、是非読むことをお薦めします。 「本屋大賞」をとる作品は、やっぱ…

夏目漱石の「こころ」

中間テストが終わったら、二学期も後半です。 二学期の後半は 高校三年生の現代国語は教材の定番中の定番「こころ」の下『先生の遺書』からの抜粋です。 そういやあ高校時代に読みましたよね。 抜粋とはいえ、なにしろボリュームも多いし、内容も深い。その…

美しいキモノ

最近、気が向くと借りてくる雑誌に『美しいキモノ』があります。よく和装は日本人の体型に合った民族衣装だといわれます。 それぞれの民族衣装は、そこの民族が一番似合うように出来ている・・・と私も単純に信じていました。 だからこそ、高い代金を払って…

ちょっとピンぼけ

いわずと知れたロバート・キャパの写真集です。 いままで名前はしばしば耳にしたものの、実際に見たことがなかったものたちのうちの一つです。 名まえは知っていても、実際は知らない・見たことがない・聞いたことがない、食べたことはない・・・・という手…

雪冤

大門剛明(だいもんたけあき)氏のミステリー小説です。 本の帯には、『横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京W受賞作!』と華々しく書かれています。 題名の「冤」の字から想像がつくかも知れませんが、冤罪を廻る重たいテーマの小説です。 死刑囚の息子を持つ…