ちょっと自慢の話

私の人生を変えた一冊に出会ったのは、今年の春の終わりごろのことです。
ちょっと恥ずかしいので、今は「人生を変えた一冊」の名前を明かせませんが、息子たちには是非とも読むようにと薦めた本です。ところが、不思議なもので、
「私に足りなかったのは、ジグソーパズルのこの一片だったのね」
というくらいにスッポリと心の空白に収まったのに、息子Bには違ったピースだったみたいで、
「へっ、どこが?」
みたいな反応だったのです。それで余計に今ここで公表する勇気が無いというわけ。



私に足りなかったのは「前へ出る気持ち」だったんだと気づいて(私をご存知の方は、怪訝に思われるでしょうが、実は私はすごく引っ込み思案にところもあるのです)、以来、せっせと雑文を書いては投稿し始めたのが、夏のはじめの頃。
その結果がボツボツ出始めて、昨日はとうとう「某雑誌」から、私の書いたものを載せたいという承諾書が届いたのです。
実は、こんな文章を書いたっけ?というくらい印象の薄いものなんだけど、実績は実績。すごく嬉しいです。



今日も朝一番で、一つ応募作品を投函してきました。夕べ、夜なべで仕上げたものです。
我が家の息子たちは、私の文章の一番最初の読者なんだけど、息子Aの厳しいこと!あそこが変だ、ここでシモネタを使うのは人間性を疑われるだの、気取りすぎだのと、
「んまあ、理系のあんたに、そこまでいわれたくないっす」
という感じ。それを傍で見ている息子Bは
「そんなことないよ。かあさんの作品は、目の付け所が新しいからいい。」
とかなんとか言って、すっかり凹んでしまった気分を、裏から板金して直してくれるかわいい子なの。



「某雑誌」に載るのは小さな記事ではありますが、まずは第一号ですので、私のブログを愛読してくださっている皆様に感謝を込めてのご報告です。