霜降り牛か

今回の受賞で、すっかり気を良くした私は、再びパソコンの前に向かう気力が湧いてきました。
没が続いたときは、パソコンに向かう時間が大幅に減っておりました。


今までも単純さという点では人後に落ちないと自負していたのですが、ここまで単純だと、ひょっとしたら私みたいな人って詐欺に引っかかりやすいタイプの人間かも・・・と心配になってしまいます。


おだてに乗りやすいんです・・・・


それで、昨日と一昨日の二日間は高揚した気分のままパソコンに向かい、原稿用紙10頁のエッセイを書き上げ、今日、郵便局へいって出してきました。



実は、私の母は、俳句を捻るのが趣味という人なのですが、娘の私はどうも17文字という究極の短文の世界にはなじめないでいます。
短歌・俳句・詩のように、余韻を楽しむ世界は、私にとっては全くの未踏の世界です。

私が一番書きやすい文章の長さというのが原稿用紙10頁くらいかな。
原稿用紙10頁というと、「長いわねぇ」とおっしゃる方がみえますが、私からみたら、17文字とか31文字とか極限にまで贅肉をそぎ落としたビーフジャーキーのような文章より、贅肉タプタプの霜降り肉のような文章のほうが、読んでも書いてもなじみやすいのです。


そんな贅肉たっぷりのぶよぶよタプタプのエッセイを綴る日々を楽しんおります。