ブリッジってご存知ですか?

アメリカ生活で得たさまざまな経験のうちで、習って良かったもののひとつに、トランプゲームの「コントラクトブリッジ」があります。
アメリカでお世話になっていた、日本人社長の奥様から声を掛けていただいて教えてもらったものです。



ご存知の通り、コントラクトブリッジコントラクトとは、「契約」という意味です。
何を契約するのかと言うと、
「私は、今からこういう手で、これだけの勝ちをあげるつもりです」
と、勝つ方法と、どれだけ勝つかを契約するのです。
そして、契約どおりに勝てたら得点が上がり、負けたら減点するというゲームです。


四人でテーブルを囲んで遊びますが、なんと、実際にカードゲームに参加するのは三人となります。
最近、私はパソコン相手に、コントラクトブリッジをして楽しんでいます。
息子Aが画面を覗きこんではしきりに首を捻っています。
「遊ぶのに四人必要なのに、三人しかゲームに参加しないのなら、最初から三人で遊べばいいのに・・・」


そうです。このゲームは、実は前半と後半に分けられます。
前半は、「コントラクト」の部。テーブルの対面に座った人が、自分のチームです。二人で協力し合って、相手チームと戦うわけ。その時、自分のカードの手の内を相手に知らせる必要があります。
例えば、
「自分の手はハートがすごくいい。だから、私はハートを武器にして戦いたい。あなたの手はどうですか?」
という情報交換を会話ではなくて、競りの要領で聞いていきます。
敵対するチームも同様の情報交換を対面の仲間とするわけです。
「相手チームは、どうやらハートで戦いたいようだが、私のスペードは、相手チームを上回るくらいのいい手が揃っているのよ。あなたは私の手を援護できそう?」



まあ、そんな会話(実際には会話はしませんが・・・・)で、どんどん契約内容を吊り上げていき、最終的には、一番の高値(高い契約数)を言ったが、一人で二人分のカードを使って、相手と戦うというゲームです。



うーん、隔靴掻痒とはまさしく、今の心情です。
上の文章を読んで、知らない人に、ブリッジゲームのことが伝わったとは、とても思えません・・・・。
一度、「コントラクトブリッジ」のサイトで調べてみてください。もう少しまともな説明が載っていて、その面白さが伝わると思いますから。



今日も、今から食後のブリッジを楽しむところです。