息子Aと同級の母たち

Nanchatteacher2010-03-28

うちの息子Aもこの四月からいよいよ受験生(再び!)になります。


中高一貫の六年、さぞかし長いと思っていたら、あっという間に五年間過ぎました。息子Aは、ずっと高校生をやっていたいと、聞き様によっては、ちょっと縁起の悪いことまで言っています。それくらいはじけて過ごした高校生活なんでしょう。
男子校は男子校なりに、何か青春することがあるんでしょう。



そんな現高校子二年生の息子たちを持つ母が集まってランチを楽しんできました。
久しぶりに、この地区の母たちの会食です。


皆、一様に恐れていたのは、息子たちから、学校からの連絡や手紙やお知らせなどが一切母のモトに期限内に届いたためしがない、ということです。
どういうことかと言いますと、例えば、三者懇談。
クラス担任が、手紙を出します。たいていこんな文面です。
『懇談を希望する者は、この用紙を今週中に提出してください』
三者懇談を希望している息子なんて恐らくクラスに一人か二人の優秀なものだけじゃない?
それに反して、多くの母は、クラス担任と相談したいことがあると思います。
それなのに『希望者』である母には、提出するべき用紙が届いていないので、結果的には三者懇談をせずに一年が終わってしまうということに・・・・



昨日の食事会では、それぞれの家庭で、どれくらい息子から学校からのお知らせが届くかリサーチしてみました。
七人中、一人の息子さんだけが、ほぼ八割〜九割の割合で手紙やお知らせが母のモトに届けていることが判明しました。W君です。早速、W君の母に連絡網で回してもらうというシステムを作り、一同、ちょっとは安心できたという次第です。
いろいろ恐ろしい話を聞きます。
センター試験の願書が出ていないと学校から連絡があって、びっくりして息子の机をさばくると、奥のほうから出てきたとか、お金を振り込んだのに領収書をなくしている人の話とか、その逆とか。



親子で息詰まるような苦しい「お受験」をした中学受験とは違い、大学受験では母の出る幕はありません。
せいぜいお金の工面と体調面の管理でしょうか?
子供に全てを任せているとはいえ、少なくとも願書の出し忘れで浪人・・・・みたいなトホホなことだけはしてほしくないものです。
いよいよ今年は受験生の母になります。