予防接種

高校三年生の息子A宛に、保健所から予防接種のお知らせをいただきました。
昨日、早速「はしかと風疹」の追加予防接種を打ってきました。


そういえば、数年前、東京地方の大学で学校閉鎖になるほどハシカが流行したことがありました。
子供の頃、ハシカの予防接種は受けたはずなのに、どうしてそんなに流行するのかなぁと思っておりましたら、どうやら予防接種の効き目が10年くらいなんだとか。それで、その効果が切れる18歳のときに追加の接種をするのだそうです。


我が家の子供たちは、アメリカで子供時代を過ごしたお蔭で、入学前に、ポリオ・はしか・水疱瘡・風疹・おたふく・B型肝炎ツベルクリン破傷風の予防接種を、日本人の1.5倍くらいの回数で受けました。そのせいか、二人とも上記の流行性の病気にかかったことがありません。
予防接種のほとんどを自費で受けたので、金額的には随分な出費でしたが、子供が病気にかかって病院に連れて行く手間、子供の看病の手間、仕事を持つ親なら仕事を休むことを考えたら、出費しただけの価値はあると思いました。
もちろん一番よかったのは、病気にかからなかった子供本人なんですけど。



ありがたいことに、この予防接種の費用は、自治体が負担してくれていて、窓口での支払いはタダでした。
私、前から思っていたことがあります。
私の住む町では、子供の医療費を市が負担してくれていて、実質中学卒業まではお金がかかりません。
すごくありがたいことなんだけど、本当は、病気にかかってから病院にいき、そこでの掛かりをタダにしてくれるより、もっと予防接種を前倒しして子供が幼稚園に入る前くらいに全ての予防接種を打ってしまうような補助を出してあげた方が、結局はお金も掛からないような気がするんです。



目先のことを考えると、もったいないようだけれど、予防に沢山お金をかけたほうが結局は実害が少なくてすむと思うのです。
昨日、息子Aを病院に連れて行って、ふと私の実体験(予防接種のお蔭で病気にかからなかったこと)を思い出しました。