韓流ドラマ「華麗なる遺産」

なんだかんだといいながら、一つドラマが終わると、またしても次のドラマを見たくさせるのが韓流ドラマの底力というか中毒性というか、ほとんど耽溺状態の私、ナンチャッテです。


今は、午後二時からの『華麗なる遺産』というのを見ています。
韓流ドラマに詳しい非常勤仲間によると、一回目か二回目まではつまらないと思うけれど、それを過ぎるとどんどん面白くなってくるよ、とのことでした。
これ、本当ですね。


「華麗なる遺産」も、始めの数回はすごくつまらないと感じました。なにしろすべての出来事は偶然の嵐によって引き起こされているという設定なんですよ。
例えば、ヒロインのウンソンさんと主人公のファンさんはニューヨークから韓国へ帰国するの飛行の中で、偶然、同じ鞄を持っていて、お互いの鞄を間違えて持ち帰ってしまうというところが出発点です。
ウンソンさんのお父さんは建設業の社長なんだけど不渡りを出して倒産してしまいます。友人たちの間を金策で駆け回っていたとき、偶然、強盗によって、身ぐるみ金目のものを盗られてしまいます。
偶然にも、お父さんの勤め先のビルでガス漏れがあって、偶然、そこにさきほどの強盗犯人がお父さんの所有物(財布とか身分証とか時計とか)をもって通りかかったら、偶然爆発が起きて、犯人は身分証からお父さんの遺体として処理されてしまいます。


ちょっと、ついていけないかも、と思ったあなた。私もそうでした。
「こんなに偶然ばっかの話なんて、ナンセンスすぎてついていけない」と。


でも、第五話辺りから、偶然の嵐の状況設定にも慣れてきて、強引な話のもって行き方を自然に受け入れられるようになってきます。


今日は第十一話でしたが、もう明日が待ちきれないくらいに面白くなっています。
あ、もしも見たことがあるという方がいらしても、絶対にネタバラシはやめてくださいよ。
あ゛ー、明日も二時からの番組が楽しみだ。