荷造り

いよいよ明日、人生初の栄えある授賞式に参加するために京都へまいります。

今、一泊二日の小旅行に備えて、荷造りの真っ最中です。

夫が出張のため、家には息子ABの二人が残ることになります。
数日前、息子Bが
「かあさん、オラたちの土曜日のごはんはどうなるの?」
という実に配慮のない発言をしたのです。


母は、もう人生最初で最後かもしれない晴れの瞬間のことを考えて、心が浮き立って、あれこれ華やかで輝かしい妄想のなかに心を解き放っているのに、なんで土曜日の夜ご飯なんていう超現実の日常生活の心配をさせるわけ?
一気に気持ちがブルーになってしまったものです。
カップラーメンでも、カップ焼そばでも、コンビニ弁当でもなんでも食べられるだろうがっ!

結局、明日は実家の母の家で夕飯を食べさせてもらうということになって、一件落着です。
男子中学生の頭の中は、一日三食、どんなご飯が食べられるのか、というただそのことだけで一杯で、他にはろくに考えるようなこともなく生きているのでしょう。


移動中の服はパンツスタイルで、靴は履き慣れたウォーキングシューズにして、会場のホテルでちゃちゃっと着替えする予定です。
いろいろ楽しく悩みましたが、結局は黒のノースリーブのカシュクールブラウスと、黒ベースに茶と白の花柄のテロンとした生地のソフトタイトなスカート、裸足にスパンコールが豪華な黒のミュールというスタイルに決めました。
マイナス五歳になる美容のお約束は、つややかなロングヘアーと張りのある肌!今日は、さっさとベッドに入ります。


では、またご報告します。