秋冬物の衣替え

本日のタイトル、衣替えって、ちょっと時期はずれなのでは?
そうですよね。衣替えといったら、六月と十月だと相場が決まっています。
でも、この時期に敢えて衣替え、というか秋冬物のチェックをやってみました。


育ち盛りの息子Bの洋服は、甥っ子にもらってもらいます。
私の経験からもわかるのですが、シーズンが終わった後にお下がりの洋服をもらうのと、シーズンの初めにお下がりの洋服をもらうのでは、天と地ほどのありがたみの差があります。
シーズン終わりだと、今から一年近くも、この「今着ない服たち」を仕舞っておく必要があります。そして、往々にして来シーズンには忘れられていました。
それより、シーズンの少し早めに頂いたものは、即戦力として使えてありがたかった。
そんなこともあって、季節はずれの衣替えを敢行したのです。


そればかりじゃないよ。
自分や家族の服も、比較的冷静に処分するものが決められました。
シーズン前だと、ついつい欲目もあって、
「これってまだ着られるかも」
と残してしまいがちです。シーズン前は、懸案の洋服Aを目の前にして、
「こういう風に着てみようかな」
とか
「この組合せなら、まだ生かせるかもしれない」
なんて楽しい空想をしてしまいます。
でも、真夏に真冬の洋服をチェックしていると、すごく冷静に判断できます。
「去年は、確かに一度も着なかった」「この毛玉は悲しすぎる」
という具合に。
季節はずれの洋服を見ても、イマジネーションが沸かないのでしょう。


そうやって、一日がかりで秋冬物の洋服の整理をしました。
処分するもの、多いです。
たとえ一枚3000円以下の安いセーターだったかもしれないけれど、5枚捨てたら、15000円。それでカシミアのスカーフ一枚買っていたほうが絶対に得だったし、今でも大活躍しただろうなあ・・・。そう思うと、安物買いの銭失いとはこのことだわ、と大いに反省しました。