東大オケ

二年前の夏にも、聴きにいきました。
四半世紀前に初めて聴いたときからのファンの一人です。


今年の演目は韃靼人の踊り・モルダウチャイコフスキー交響曲第四番。


モルダウは、中学生の音楽でも聴く有名な曲ですが、そのあとに「ボヘミアの森の草原」というのが続くんですね・・・・初めて知りました。
それで、あろうことか、モルダウが終わったときに思わず特大の拍手をしてしまいました。
会場でも私と同じような方が多数おられたようで、随分と大きな拍手が沸き起こったのですが、なぜか指揮者さんの背中が動かない。
まさか?と思ってプログラムを開けてよく見ると、「連作交響詩『我が祖国』より『モルダウ』『ボヘミアの森と草原』」となっているではないですか。
物を知らんというのは、困ったものです。
そういうものか、というのがわかっただけでも良かったです。


さて、演奏は相変わらず素晴らしい出来栄えでした。
私を誘ってくれた友達(某進学校で非常勤)の教え子が出ているということで、全く関係のない私も、オケの団員の方がちょっと身近に思えました。
友人の娘さんも現役東大生で、プログラムを一瞥して、こんな感想を言いました。
「7月11日からコンサートがスタートしているけど、確かこの時期は、ちょうど試験の真っ最中のはずなの。それでこのスケジュールでどうやって勉強しているのかしら。山ほど試験があるのにねぇ・・・・」


ひゃー。そうだったんですか。試験の合間を縫って、コンサートがあって、オケの練習もして、勉強もしていたんですね。
与えられるところには才能が集中するものなんですね。


次はいつ愛知県に来るのかな?楽しみです。