上海のマッサージ

今回の上海旅行で一番楽しみにしていた目的の一つが、マッサージ・スパ・エステです。
数年前、下の息子Bのお受験が終わったのを機に、ご褒美にエステティックサロンで本格的なオイルマッサージをやらせてもらいました。
「世の中のお金持ちの女性は、週一回とか月に二回とかのペースで、こんな風にプロの手で体や顔のメンテナンスを受けているんだねえ」
と、納得しました。
世の中のお金持ちの女性って、たいてい年取っても全然年齢を感じさせない肌の張りや艶やナイスなスタイルを維持してますよね。あれは、お金をかければこその結果だと思います。


私も月に一回くらいは通いたい。ここに週一回通ったら、絶対に年取るペースが遅くなる、と確信しました。
ただし、美容費のかかりも莫大になるのよね・・・・


さて、中国では、日本のガイドブックにのるくらいのレベルのマッサージで、3000円弱。もっとお安いところなら、1000円くらいであると夫が言っていました。ちなみに、夫は中国出張の時はお安いところで施術を受けているんだとか。
今回の旅行では二泊したので、二回マッサージを受けました。
初日は、3000円クラスのお店。足の裏から始まって、全身をもれなくマッサージしてもらって一時間半。本当は二時間のコースだったんだけど、30分短くしてもらいました。夫が一時間のコースをうけているのに、私だけ二時間も受けるのはちょっと気が引けましたので。


二日目は、土曜日の夜ということで、お店が満員だったので、仕方なく、超ハイクラスなお店にいくことにしました。
このお店、ちょっとすごいよ。
どこかのいわくありげな立派な建物の中に通されると、薄暗く照明を落とした店内には、さりげなく噴水があったり、豪華な花がいけてあったり、ソファーの上には羽がフワフワのクッションが置いてあったり、キャンドルが妖しくゆれていたり・・・・ちょっとばかりエロティックなムードが演出されています。


大理石の廊下を通って個室に通されると、中には、むせ返るようなアロマの香りが立ち込めていました。
そこで、夫と二人ベッドに並んで施術を受けました。
チーンと鐘の音で始まり、チーンと鐘の音で終わりました。
夢心地とはまさしくこのこと。
ちなみに、ここのお店は英語が通じました。
お値段は、だいぶお高めで、初日のマッサージの3〜4倍以上でした。