龍馬暗殺まであと二ヶ月

毎週日曜日のNHK大河ドラマ龍馬伝」、一週間のご褒美だと思ってみています。
とってもいいわあ。


ここ一ヶ月くらいは、毎回番組が終わる寸前に、岩崎弥太郎(役)の声でこういうナレーションが語られます。
「龍馬暗殺まであと半年・・・」
先週は、とうとう「あと二ヶ月」までカウントダウンされてしまいました。
ここまで肩入れしてみた大河ドラマも、ここ数年では珍しいです。
かつて、大河ドラマ中興の祖といわれた「独眼流」のときよりも、もっとドキドキ感があります。
毎回、ドラマがあって、その見せ方がうまい!


先週は比較的事件性の少ない回だったんだけど、それでも最後のナレーションで、
「これが、龍馬とお龍の今生の別れとなったがやき。」
みたいなのが入ると、もうジーーーーンとしてしまって、この回も良いな話だったなぁと、いやが上にも盛り上がるのでした。


私は、お龍さんの「その後」が知りたくて、二ヶ月ほど前に小説を読みました。諸説あるようですが、あまり恵まれたとはいえない晩年をすごしたと書いてありました。
中でも、坂本家との折り合いが悪くて、半年ほどで婚家を去ったというところは、どんな本にも書かれています。



かれこれ10年ほど前になりますか・・・、題名は忘れてしまいましたが、お龍を主人公にして、「なぜ、坂本龍馬ほどの剣客が、簡単に刺客に倒されてしまったか」をテーマにしたのを機内の映画で見たことがあります。
その映画では、龍馬が殺されてしまったのは、実は、お龍の恋敵に痺れ薬を飲まされていた為だった、みたいなとんでもないオチがついていたのが印象的でした。
確か鈴木京香がお龍で、真田裕之が龍馬だったような記憶がありますが、違っているかも。


それはそうと、最近の福山くんを見ていると、まるで本物の龍馬が乗り移ったかのような錯覚を覚えてしまいます。京都で龍馬の博物館を見学したときに見た等身大の龍馬の写真(有名な、片腕を懐に入れているやつ)の横顔が、時々福山君の横顔とかぶるんですけど・・・。


残り少ない龍馬伝、じっくり味わって堪能したいです。