9800円の猫

昨日は小春日和の典型ともいえるような素晴らしい天気でした。
暖かくて風もなくてカラリした空気。
こういう天気は長続きしないと、天気予報士が言っておりましたが、本当でした。今日は一日雨になりそうです。


昨日、あまりの行楽日和に誘われて、夫と近場(車で片道一時間以内)の公園へ出かけてきました。
秋空の下、そろそろ紅葉がみられて、なかなかいい散歩が出来ました。


帰り道で、ホームセンターに寄って、雑貨を買い求めました。
ペットコーナーがあったので、ちょっとのぞいて見ますと、一つのケージの前で家族連れがあーでもない、こーでもない、やっぱりほしい、でも・・・と家族会議を開いているのを見かけました。
議題は「猫」のようです。
生後三ヶ月の男の子の猫が、9800円で売られていました。
9800円というのは、それまでに掛かった餌代とワクチンの代金の実費だと但し書きが書いてありました。


かわいい子猫でした。
白い体にところどころ茶色や灰色が混じった、見るからに雑種の猫なんだけど、なんと、顔がハンサムでした。
猫にもハンサムとそうでないのがいるんですよね。
お店にいた係の店員さんが、
「この仔の兄弟はみんな顔がよくて、すぐに買われていきましたよ」
と言っていました。


あの家族が、どう決断したのか知りませんが、いずれにしてもあの猫ちゃんの家族はすぐに見つかりそうです。
犬でもネコでもハムスターでもインコでも、ああいう小動物って、見ているだけで本当に心が癒されます。