ペットロス

お隣さんの家は、16年前から雑種の犬を飼っています。
現在18歳の家の息子Aが、2歳くらいの時に、おそるおそる隣の犬(ジュン)の頭を撫ぜていた姿を思い出します。


ジュンは若い頃は随分とヤンチャナ犬だったらしく、あっという間にお隣さんの家のカーテンはずたずたに破れてしまったのを覚えています。
それ以来、隣人宅では、床から50cmほど短いカーテンをかけておられます。


若かりし頃は、ジュンが飼い主を引っ張るようにして散歩している姿を目にしておりましたが、最近では、数歩歩いて休憩し、数歩進んでは立ち止まり・・・という超スローな姿になっていました。
一ヶ月ほど前に見たときには、立っているだけで足がぶるぶる震えているような衰えぶりでした。



昨日、久しぶり隣人とおしゃべりをしていたときに
「三週間ほど前に、とうとうジュンが死んじゃったのよ。しばらくは放心しちゃったわ。」
と話しておられました。
ジュンは、16年生きたわけですから、犬としては長寿をまっとうしたといえるでしょう。
ペットは、こういう別れがあるから、悲しいですよね。
私も、よそ様の犬とはいえ、ジュンが貰われてきたときからの顔見知りなので、なんだかしんみりとしてしまいました。