ユーラシア大陸徒歩横断

先日来、息子Bが盛んに、
「かあさんにも、ドラクエのストーリーの凄さを知ってほしい」
と、言ってきます。
なんでも、壮大なスケールの冒険ゲームなのだとか・・・


私は、ゲームは基本的には一人遊びのカードゲームくらいしかしませんので、世の中の多くの老若男女善男善女が嗜むという「ドラクエ」には完全に乗り遅れており、今さら・・・・という気持ちで、いわば達観した境地におります。
否定はしませんが、自分の守備範囲の外ですから、どうぞご自由に。


息子Bは、時々私の知らない曲を口ずさんでいます。
「なに、それ?」
と聞く私に、わが意を得たりとばかりに
「これが、ドラクエのテーマ曲なんだけどさぁ・・・」
から始まり、なんとかという人が、何某という悪と戦うんだけど、・・・・・共に命を落とすことになって・・・・・、でも守るために・・・・・」
ドラクエ布教活動が始まります。



私が興味なさげにふんふん、と聞き流していると、
「これは泣ける。もう、本当に感動して泣ける。これをやり終えて泣かない人はいないよ。兄(息子Aのこと)も、ゲームをやり終えた後で、号泣していた。」



なになになに?
高校三年生の息子Aがドラクエをしていたという話は聞き捨てならんよ。
今朝、その件について息子Aに確認しました。
どうやら、ドラクエをやり終えて号泣した時期は高校三年生のときではないようですが、いずれにしても、「号泣」したそうです。


「で、なによ。そんなに感動巨編なの?」
「うーーーん、なんと表現してよいやら。そうだ、ユーラシア大陸を歩いて横断してきて、最後の地に到着したような、そういう達成感というか、感動がある」
とのコメントでした。
アメリカ大陸ではなくて)ユーラシア大陸とは、かなり大きく出ましたが、本当にそういうものなんでしょうか?